わたしたちは
固有の振動数を発振する楽器のような存在です
特定の周波数にチューニングすると
ラジオが聴けるように
テレビのチャンネルを合わせると
テレビの画像が見られるように
わたしたちが発振している振動数
周波数によって
体験する現実が変わってくる
それは、みなさんご存じの
「引き寄せ」ってやつですね
ただ、引き寄せ、ってなんか
昔から違和感があって
「幸運を引き寄せましょう！」とか
もう、最近はあんまり言う人も少なくなったと思うけど
「ものすごいがんばってる感」がないですか？
「がんばらないでぐんぐん幸運を引き寄せる」とか
もう、聞くだけで力が入っちゃう
まあ、わたし自身が
「がんばって良くしよう」とする努力を
死に物狂いでやってきた人ですから
そのアホらしさに、もう飽きてしまった
「がんばる」ことは、もちろん悪いことじゃないです
ときに、人は大切なもののために頑張るのも必要
でも
全然大切じゃないもののために
ほんとうに求めていないもののために
いのちをすりへらしている行為を
わたしたちは「がんばる」行為と思ってる
わたしは半世紀
ほんとうの自分
コアの自分が求めていないことを
必死にやり続けてきました
もちろん、それが間違いだったとは思わない
それがなければ
今の自分はないから
だけど
わたしは、ありがたいことに
このアホらしさに氣づいてしまった
一生氣づけない人だっている
そして、死に際で後悔し
また、この世界に戻ってくる
それがやりたいならそれもいい
でも
さんざんやってきて
わたしはすっかり、飽きてしまった
コアな自分
ほんとうの自分
原初の自分
源とつながった自分
それをしっかりと見出し
そこから動かなければ
どんな成果が得られたとしても
虚しさしか残らない
良い自分になれば
みんなに認められる自分であれば
幸せになれる資格がある、と
自分で自分を認められれば幸せになれる、
と思っていませんか？
笑顔でいれば
人に与えれば
人に感謝されれば
幸せに値する自分になれるとーーー
それが楽しければいい
でも
今の努力に苦しさや違和感を感じているのなら
そんな努力をしているうちは
決して幸せな日なんてやってこない
それを理解してほしい
苦しい努力というのは
今の自分を否定するということだから
自己否定の周波数を放っていたら
それに見合う現実が現れます
自分を否定する人に
他人を肯定することはできない
自分を認めていない人に
他人を認めることはできない
それは
自分も他人も受け容れない
自分も他人もいじめてる
あたたかさややわらかさとは
無縁の世界
そんな世界、ほんとに居心地わるいよ
人にやさしくしなきゃ、って思ってない？
笑顔でいなきゃ、って思ってない？
役にたたなきゃ、
感じよくしなきゃ、って
思ってない？
こうしなきゃ、ああしなきゃ、、
ほんとうにそうしたいならいいよ
でもね
もし
そうしなきゃ、自分なんて価値がないなんて
もし思っているのだとしたら
ひとにやさしくなんてしなくていい
笑顔なんかつくらなくていい
役立たずでいい
感じわるくたっていい
いちど
社会で生きるために身につけた仮面を
すべて剥いでみたらいい
そうしてでてきた
素の自分を
世界中のすべての人が嫌っても
あなただけは
自分だけは
抱くことができるから
あなたのいのちは
いつだって
あなたを抱きしめていた
ちょっと皮肉なことに
それは
すべてを脱ぎ捨てたときに
偽りの自分を落としたときに
いちばん感じることができるんだ
最高の波動
最高の周波数というものがあるとすれば
それは
「素」の自分の波動だ
それは高いとか低いとかじゃなく
「ホンモノ」だから
どんな姿でもいいじゃないか
ほんとうの自分は
いつだってどんなときだって
いのちにあふれてる
ほんとうの心地よさは
いのちがよろこぶ以外ないんだよ
あなたがあなたらしく生きることが
いのちのよろこびなんだ
あなたの「素」の周波数
それを受け取ることを
宇宙は最高によろこんでくれるんだよ
あそびをせむとやうまれけん
神遊りら
