月の支配からの解放

月の幻想を超える-③輪廻の星の支配

「月の幻想を超える」シリーズ

第3回目です

➡月の幻想を超える①月ふたご座の例

➡月の幻想を超える②月の正体

 

月についての記事は

占星家、マドモアゼル・愛先生の月理論をもとに

私独自の見解をお伝えしていますが

 

先生の意図と食い違うこともあるかと思いますので

マドモアゼル・愛先生の「月の教科書」を

ご一読されることをおすすめいたします(^-^)

➡月の教科書はこちら

 

月のサインは欠損をあらわします

でも、「欠損」をかくすために

それが「ある」ようにみせかけなくてはいけない

だから

サインのことがらに執着し

できないことを怖れます

 

そして

月は

怖れや不安を避けるために

そのサインの要素に

苦手意識を抱えながらも

さも得意なことのようにふるまいながら

月のサインの意識を生き続けることを強いるのです

 

その先に待っているのは何でしょうか?

 

それは

注ぐべき対象でないところに

エネルギーを注ぎ続けて

疲れ果て

本来の人生を生きられなかった人の姿です

 

もっとやるべきことが

他にあったのに

ただ、社会に適応するために

己をすりへらし

無難に日々を過ごすためだけの人生

 

死の間際になって

人は、後悔するのです

なぜ

自分の心が本当に求めることをしなかったのか

もっとしたいようにしなかったのか

生きたいように生きなかったのか…と

 

月はまさに、輪廻の星です

この世において、たましいの目的を果たせば

わたしたちは二度と再び

この星には生まれ変わることはない

それは「解脱」と呼ばれます

 

でも

月は、延々とわたしたちに

「やり残し」をさせつづける

この地球に永久的に

わたしたちをしばりつけておく星なのです

 

 

20世紀初頭の神秘思想家の巨人

ゲオルギィ・グルジェフは

月について次のように語っています

 

月の生長、月の発展

新しい支脈のためのエネルギーは

地球から送られている

このエネルギーは

太陽と太陽系のほかのすべての惑星と

地球自体の共同活動によって生み出される

 

このエネルギーは集められ

地球表面の有機生命体という

巨大な蓄積機に保存される

 

地上の有機生命体が月を養っている

地球上のすべての生き物は

月の食料なのだ

 

月の生長と暖化の過程は

地球上の生と死に結びついている

死のときには

すべての生き物はそれ自身に

「生命を与えていた」エネルギーの一定量を解放し

その魂は

巨大な電磁石にひかれるように

月に誘因され

月を生長させる暖かさと生命を

月へともたらす

 

月へ行く一定量の意識と記憶を持つ魂は

そこで自らが鉱物の生命の状態にあるのを

はかり知れないほど長い

遊星周期の一般的進化以外には

逃れる道のない状態にあるのを見出す

 

月は末端

宇宙の終結点であり

キリスト教の教義である

<そこで泣き叫んだり、歯がみしたりするであろう>

<外の暗闇ーダークネス>なのだ

奇跡を求めてーグルジェフの神秘宇宙論
P.D.ウスペンスキー著 より抜粋

 

グルジェフの言葉は

なかなかに理解がむずかしいですが

 

つまりは

太陽系全体が協力体制で

地球のあらゆる生命体にエネルギーを送り

月を生長させようとしているということ

 

わたしたち人間を含むあらゆる生命体は

月にエネルギーを供給している

すなわち

「月の食料」なわけです(^^;

コワ~

 

そして死んであの世にいくときに

自らが持っていたエネルギーを

月に明け渡す

 

月は輪廻を繰り返すための

基地のようなところで

そこで、たましいは

遅々として進まない自らの進化に

悔しがるわけです

 

 

あ~、またかよ~

またやりなおしか~

全然進んでないやんか~(´Д`)

って感じで?

 

グルジェフの言葉を信じるなら

 

わたしたちが月にエネルギーを奪われることは

宇宙システムの一環であり

月の支配から逃れることは

とてつもなくむずかしいことです

 

わたしたちは

月の支配から逃れることはできないのでしょうか?

 

長くなりましたので、続きはまたこの次に♪

 

最後までお読みくださりありがとうございました(^-^)

 

~りらの響き~ 神遊りら

 

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