創造の音霊☆サウンドアルケミースペース～神遊kamiyuu～へようこそ。
あなたは、楽しく生きてますか？
もし
やさしい微笑みで『はい』と答えられたのなら
それは本当に幸せですね。
私は、ずっと生きることが苦痛でした。
以前とくらべると、本当に楽になったものだと
今はただ、ありがたさを感じています。
でも、だからと言って
苦痛が完全に消えたわけではありません。
私は長い間
楽に生きるためには
あらゆる不安や孤独感といった
ネガティブな感情を手放さなくてはならない
そう信じて
いろいろな手段を試みてきました。
楽しくて喜びに満ちた輝く人生のためには
手放すこと
ゆるすこと
自分も人も愛すること
それがとっても大切で必要なことだから
あらゆるものを
ゆるし
愛そうとして
それが、かえってキツくなってしまったのです。
私は、幸せにならなくてはいけない、と思っていました。
親からもらった私の名前は、『幸恵』といいます。
幸せに恵まれますように、という想いをこめて
両親がつけてくれた名前です。
でも、私は、この名前がずっと好きになれなかった。
大好きな両親が愛をこめてつけてくれた名前にもかかわらず。
幸せに恵まれますように。。
その願いは、いつしか
『幸せにならなくてはならない』に変換されていました。
心から敬愛するある方から言われて
本当に楽になった言葉があります。
それは
『幸せになろうとするのをやめれば
そのままで幸せなんです』という言葉。
幸せになろうとして
何かを求めることをやめれば
どこかに行こうとするのをやめれば
幸せになるためのあらゆる努力をやめれば
私たちは、そのままで幸せを感じられる。
この世の中のあらゆるものが
私たちを幸福の追求へと駆り立てます。
私たちは、幸福になるための条件を
知らず知らずのうちに植え付けられています。
ポジティブな感情を得れば幸せだと
ネガティブな感情を排除すれば幸せになれると
あらゆるものの善悪をジャッジして、選択します。
私も長い間、自分の世界に好ましくないものは
徹底的に排除しようとしてきました。
でも、この世は陰陽の世界。
ポジティブだけで生きることは、決してありえない。
私たちは
多くの怖れや不安を抱えながらも
呼吸をして
食べ物を食べ
不眠症と言いながらもそれなりに寝て
ちゃんと生きるエネルギーをもらっています。
だから私は
幸せの感覚を得るために
怖れや不安を取り除くことにエネルギーを注ぐことをやめました。
その怖れや不安とともにありながら
眼の前に広がるあるがままの世界を
ただ生き抜くという選択
実はそれは、私たちに
とてつもない安心感と解放感を与えるのです。
私たちは、快適さを求めすぎて
不快な人や状況を避けよう、
排除しよう、としすぎたのではないでしょうか。
嫌いな人も、不愉快な人も
害虫も、ウィルスも
今、この世界に現れているのなら
それは、ある意味自然の成り行きです。
嫌なものは嫌、怖いものは怖い。
それをただ、ごまかさずに認めてみる。
そして、それを認めると
キライだけど、怖いけど
でも、過剰に嫌う必要も怖がる必要も
そんなにないことに氣づきます。
幸せの幻想を追うのをやめたとき
『幸せは、そこにある』ことを実感するのだと思います。
神遊りら
