🌿〜在るがまま〜のスペースからお望みの人生を創造する🌿
創造の音だま🌸音と数のアルケミースペース〜神遊kamiyuu〜へようこそ🌸
昨日の続き、数秘『2』のおはなしです。
数秘では、生年月日と出生時の名前から
その方の人生の目的や本質的な在り方、エネルギーの使い方を数字によって導き出していきます。
基本となる重要な数の中に、『2』を持つひとは
他者との関係において、自分を主張できずに迎合してしまう傾向があります。
たとえ『2』の数字を持っていない人でも、この質は、誰の中にも存在するものです。
協調性を重んじるがゆえに
自分の感情を抑え、歪めてしまう。
ほとんどの人は、多かれ少なかれ、こんな経験をしたことがあるはずです。
家庭内、職場、遊びの場面、雑踏の中
家族であれ、恋人であれ、友人であれ、
外食先の店員さんであれ
自分が納得いかない、感情のざわつきを感じるような人の態度に直面したとき
そのとき湧いてきた感情は
本来、なんらかのカタチで表現されなくてはなりません。
どんな小さな違和感でも
呑み込みつづければ
いずれ、とてつもなく大きな感情のウズを形成し
発露を求めて爆発するときがきます。
こんなことを言うのは大人氣ない、とか
こんなことを言うと、場の雰囲氣を乱す、とか
相手に嫌な想いをさせてしまう、とか
そんな考えのもと
感情を抑圧しつづけるごとに
私たちは、生きるエネルギーをどんどん奪われていきます。
表向きはいい人のフリをして
いかにも、そんなことは氣にしていないフリをして
笑顔で「大丈夫」と返事しつづける。
周囲は、あなたを
「やさしい人」「ピースメーカー」と言うかもしれませんが
そう扱われれば扱われるほど
押さえ込まれた感情は
発露を求めて煮えたぎり、あるとき爆発するか
あるいは
さらなる抑圧によって「より重い感情」に変化します。
前者のように
怒りを怒りのまま、爆発させられる機会が得られたなら、それはまだ、建設的な発散の仕方です。
それができずに、発散される機会を失うと
圧縮された怒りは悲しみへ
悲しみは無力感、無価値感へと
より破壊的な感情となって
私たちの意識の奥深いところに押し込められていきます。
そうすると、その人は、とてつもなく憂鬱な状態に陥ります。
ウツになる人は
感情の発露を自分自身にゆるしてこなかった人たちなのです。
あなたが怒りを溜め続け、苦しむことを
あなたのまわりの人は望んでいるのでしょうか。
そんなことは、絶対にありませんよね。
私たちは、適切な自己表現ができないことを
誰かの態度のせいにしがちですが
素直な感情の表現をゆるしてこなかったのは
周囲ではなく自分自身です。
相手のオファーに反していても
自分の想いを素直に表現することは
相手を否定することではないのです。
むしろ
素直に自分の氣持ちを伝えてくれたことに
相手は感謝することになります。
たとえ、そのときは少し氣まずくなっても
長い目で見れば、必ず、両者にとって
ああ、ありがたかったな
と思える体験になるはずです。
他者との協調を崩すかもしれない、という怖れは誰にでもあります。
人間関係の不調和は、あらゆることに支障をきたす可能性がありますから。
セーフティゾーンに自分を置いておきたいのは皆同じ。
でも、保身のために
自分の本当の氣持ちよりも、「怖れ」を優先させる生き方をしていて
一体、どこに喜びが生まれてくるのでしょうか。
実際、それは保身にもなっていない、この上なく危険なことだというのに。
私たちが耳を傾けるべきものは
周囲からの要請ではなく
自分自身のハートの声です。
そのハートの声に応答していくことが
他者とのコミュニケーションのはじまりなのです。
ハートの声に従った応答であれば
どんな結果であろうと、私たちは清々しさの中に生きることができるのですから。
最後までお読みくださりありがとうございました。
神遊りら