占星術の窓から

自己実現の道ー精神性と物質性ー太陽とアセンダントの違い②

太陽意識で生きていない人

太陽が希薄な人は

生命エネルギーも弱まっていきます

 

太陽は

魂、生命力、自己の尊厳

 

たとえ

あなたが

キレイで

お金があって

生まれもよくて

仕事もできて

ほんと、恵まれた人ね

と言われたとしても

 

太陽ーソウルを見失った生き方では

絶対に心からのよろこびを味わうことはないはずです

 

なぜ、わたしたちは

太陽のバイタリティを失ってしまうのか?

 

 

それは

「生かされている」という感謝の欠如

が原因かもしれません

 

太陽意識が希薄な人は

感謝できない

「生かされている」という感謝がない人かもしれない

 

大元から切り離されて

自分ひとりで生まれて

自分ひとりの力で生きていると思っている

「おかげさま」の感謝がないかもしれない…

 

わたしには、それが痛いほどわかります

自分がそうでしたから

わたしは、ほんとうに感謝のない人間でしたから

 

表向きの感謝は示していました

自分にとって都合のよいことには感謝していました

人びとに、感謝の大切さも伝えていました

でも、

「生かされている」ことに

心の底から

感謝したことはありませんでした

 

その感謝のなさによって

生命のエネルギーはどんどん失われていきます

なぜなら

生かされていることへの感謝

大元の宇宙の魂とつながる最高の道だからです

 

 

わたしは

自分の体験をとおして

感謝の大切さを知っています

 

今の一般社会では

高い精神的動機がほとんど失われている

 

東の地平線から太陽が昇るアセンダントは

わたしたちがこの地上に生まれたときの

「肉体存在」としての人生のスタートです

 

アセンダントから始まるハウスは

物質世界における

肉体存在としての活動です

つまりは

地上的なやりくり

与えられた、便利な道具

この世的なことがらで

精神性は関係ないのです

 

太陽は精神性

アセンダントは物質性ーこの世的な運

 

もともと、わたしたちは

ソウル、魂、無限の自由存在ですが

あるときから

「それではこの世では生きられない」

そう思わされてしまう

 

だから

そのとき

太陽からアセンダントへの切り替わりが起こります

 

 

精神性だけではやっていけなくなるときがくる

この世で生き残るために

精神よりも物質を選ぶようになる

「将来どうするの⁈」

「こんな学校じゃ、こんな会社じゃ」

社会では通用しないよ…!って…

 

ただ楽しく生きていればよかった

無垢な子ども時代から

物質世界への適応の時代へ

 

それは

太陽を捨てて

アセンダントからはじまるハウスの一生

ただ物質的に生きることでもあります

 

物質的な価値

ー結婚相手、お金、仕事

どんなに恵まれた境遇で一生を送ったとしても

精神性の伴わない物質だけの人生は

干からびたものにみえます

 

物質を軽んじているんじゃありません

この世のことを軽んじているわけじゃありません

物質も現実も大事です

 

でも、精神性のないところから生まれる

カタチだけの「幸せのように見えるもの」

心の底からのよろこびはあるのでしょうか?

 

太陽の意識を捨てなければ

太陽の目的を生きるために

アセンダントを使うことができるようになります

12ハウスを従えさせることができる

 

 

それは

精神の充実とともに

この世的な充実感と成功をも意味します

 

精神性と物質性

ホロスコープの中には

精神性の人生と物質性の人生が

同時に存在するのです

 

わたしたちは

精神と物質が一つになった存在です

精神性は

アセンダントからの12ハウスでは満たすことはできない

 

社会的目標の達成

ーアセンダントからの12ハウスは

精神活動の結果であって

その大元は惑星意識の体現

ー太陽意識で生きることが先んじるのです

 

惑星意識の体現、それは

「自分にとっての本当」を生きたと

自分自身に誇れる人生じゃないか

と、わたしは思います

 

長くなりましたので、続きは次で(^_-)

最後までお読みくださりありがとうございました

 

~りらの響き~ 案内人 神遊りら

 

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