さとりの中で生きる

冬至点の祈りごと

寒くなりましたね❄️

ここ伊那谷では、南アルプスと中央アルプスが雪化粧。

雪がちらつく日もあります。

もうすぐ冬至ですね。

今年の冬至点は12月21日18時21分。

 

かつて

新年は冬至から始まるとされていました。

太陽の力が最下点に達し

そこからどんどんとエネルギーが高まってくるポイント。

 

実は私、冬至生まれです。

バースディ、Xmas、お正月と

楽しいことが一遍にやってきて

すぐに過ぎ去ってしまう

10日ほどの短い時間に

強い高揚感と虚無感を感じたものでした。

まあそんなことはよしとして

 

冬至は、心からの願い事をするには

1年で一番適した日だと言われます。

かつては、(今もかな?)

世界の権力者たちが冬至点を活用して

国家を維持、拡大しようとしてきたらしいです。

 

あなたの心からの望みは何ですか?

 

そう訊かれると、なかなか即答できませんよね。

欲しいものはいろいろあるけど

「心からの」とか「本当の」とか言われると

うーん、、と考えてしまいます。

 

わたしは

まあ、そうなったら嬉しい

いただけたら嬉しいと思うモノやコトは

いろいろと浮かびますが

結局

いつも願っていることは決まってます。

 

いつのときも

心身やすらかに、健やかに

にこやかに機嫌よく生きられますように

 

ときには落ち込んで涙することもあるだろうけど

できる限り

喜びと微笑みをベースに生きられますように

 

願いというか、祈りです。

 

ここには主語がありません。

 

主語はまず

「わたし」

そして

「わたしの大切な人たち」

そして

「生けとし生けるもの」に拡大していきます。

 

日本語というのは

ほんとうにいいですね。

主語がなくても十分通じる。

 

はじめは、

自分自身を満たす願い事がよいかな。

自分自身が満ちたら

周囲へとその余剰の愛をわかちあっていく。

 

それは、そうしようとムリするのではなく

自然とそうなっていくんです。

 

わたしはこの祈りをつづけていくうちに

自分以外のいのちの幸せを祈ることが

自分の幸せを祈ることよりも

ずっとずっと大きな幸福感が

内から溢れてくるのを感じています。

 

心からの望みは

主語がないんですね、たぶん。

 

何かを手にしたい、何かを体験したい

その望みのほんとうの目的は

「幸福感」を味わうことです。

 

「すべてのいのちが輝きますように」

わたしはそんなふうにも祈っていますが

それは

どこか偽善ぽくて氣はずかしくもなります。

 

夏場に蚊は退治するし

肉だって食べるし

そんなことをしていて

いのちを粗末にしているじゃないか!

とか、心の声は言うんですけど

 

そんな矛盾がありながらも

やっぱり

生けるもののいのちが輝くように

願いつづけます。

矛盾がありながらも

正直に願い、祈ればいいのだと思っています。

 

さて、冬至点に

あなたは何を願いますか?

そのことをイメージすると

胸のスペースが広がり、温かくなる

そんな望みなら

きっと叶うでしょうね💚

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

さとりの星読み師 かみゆりら