太陽の星座やハウスは
わたしたちが今生で
人生を切り拓くあり方
どうしたらイキイキとエネルギーに溢れるかを
教えてくれます。
どんなに厳しい状況にあっても
太陽意識で生きる人は
困難を課題に変えて
荒波を乗り越え、自分を成長させていきます。
太陽意識で生きる人は
自分自身が太陽のように
自ら輝く力があると知っています。
だから
究極的には
何ものにも依存する必要がありません。
自分が自分であるために
何も必要としない。
わたしたちは本来
自らの力で輝き、周囲を照らす
太陽に等しき存在です。
でも
それを忘れてしまっている。
うん、
忘れさせられている
と言ってもいいかもしれません。
太陽意識が自立の道なら
その逆は
月の意識の不安と依存の道です。
ほんとうはとても小さいのに
地球から見れば
太陽と同じ大きさに見える月。
月は、自ら輝くことができません。
なのに
太陽の光を反射することによって
太陽と同等の存在のようなフリをしている。
月に関して
悪いイメージを抱く人は
ほとんどいないでしょう。
控えめで美しい姿に
わたしたちは心をゆるしています。
月星座が
わたしたちの安心を表すと
信じられてきたのも自然なことでしょう。
でも、実は
この月が
わたしたちをこの世のシステムに
しばりつけ
本来の自由をうばっている
としたら、どうでしょう?
わたしたちは
月意識で生きるようにさせられてしまっている
それが事実だとしたらーー??
月は
太陽のマネをして
他の惑星からエネルギーを奪い吸収する星
そしてこの世において
わたしたちを
「見せかけの安心」という檻の中で飼われる
羊のような存在でありつづけさせる星なのです。
月の星座やハウスは
わたしたちが、どんなことに氣をとられ
熱中するかを表しています。
氣をとられる
すなわち、エネルギーをとられるということ。
太陽星座は
わたしたちが英雄として進むべき道を照らしますが
月星座は
わたしたちが「とらわれの羊」として生きる道へと
誘導します。
月の年齢域は0才から7才まで。
この間に
わたしたちはこの世で生き残るための
「条件づけ」をされます。
本来、太陽意識で生まれた赤子は
7才までに
「こう生きるべき」
「こう生きれば安心」という
条件、信念を周囲から植え付けられるのです。
まっさらな雪のような無垢な意識に
刻まれた月の信念は
わたしたちの人生全般のベースとなります。
そしてそれは
その月のすり込み、信念が
実は偽りだった、イリュージョンだったと
氣づくまで続きます。
この世で生き残るための戦略
それは、「怖れ」に基づくものです。
太陽意識が「喜び、愛」が動機であるのに対して
月意識は、「怖れ」を動機とします。
あなたの月星座、ハウスは
あなたが怖れを動機として
陥りやすいパターンを教えてくれます。
この月の条件付けのパターンを
繰り返し続けている以上
本当の人生を生きることはできない。
月は、安心を与えるふりをして
飽くなき不安を与え続ける星なのです。
でも
それはあくまで
無意識に月意識で生きているときのお話。
氣づいてしまえば
月は、本来の小さい衛星の立場で生きるようになります。
だから、怖れる必要はありません。
月は、肉体と関連していて
(カラダの器官の漢字には、すべて月がついてますね)
わたしたちが
自分自身を守ろうとすればするほど
防御しようとして保身に走れば走るほど
その力を増していきます。
絶対的な安心感は
月の意識からは絶対にもたらされません。
占星術における天体は
わたしたちの意識のかけらであり
わたしたちに恩恵のエネルギーをもたらしますが
月は、そうではありません。
わたしたちを
永遠に力ないものとして
不安から機能させるようにはたらく星です。
月意識で生きている以上
わたしたちは太陽の道をゆくことはできません。
あなたの月は
どの星座、どのハウスにありますか?
あなたは多分、
その星座やハウスが表すことがらに
とても一生懸命取り組んでいるでしょう。
もしそうなら
一度
自分自身の動機を見つめてみてください。
それは
喜びや愛からの熱望からの行為ではなく
不安から逃れるための
まやかしの行為かもしれません。
次回は、月について
星座ごとに書いていきますね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
さとりの星読み師 かみゆりら
~あなたの人生を究極に煌めかす~
さとりの星読みセッション