〜りらの響き～の星読みセッションでは
伸ばすべき才能である「吉」の部分とともに
氣をつけるべき「凶」の部分もお伝えしています
最近の星読みの流れでは
ものごとに吉凶はなくて
すべてを良い方に解釈して
「良いことだけを伝える」
というあり方が主流のようです
私自身も、そういうやり方で
ずっとセッションを行なってきた感があります
確かに、それによって人は元氣づけられて
自己肯定感も一時的には上がるかもしれません
でも
どんなに良い部分「光」が多く強い人でも
自分の足元をすくう「闇」に氣づかないままでは
人生を台無しにしてしまうことが多いのです
「闇」を知るということは
自分の足元、土台をしっかりと固めることです
「闇」というと
大体、人は怖れを抱いたり
それをないものにしようとしたりしますよね
でも
「闇」は「光」と同じくらいに
わたしたちにとって大切なものです
占星術における「闇」の最たるものは
「ブラックムーンリリス」
占星術であつかうリリスには
小惑星リリス（実際の天体）
ダークムーンリリス（仮想点）
そして
月の遠地点である
ブラックムーンリリスの三つがあります
りらの星読みセッションでは
ブラックムーンリリスをしっかりと観ていきます
地球の衛星である月の軌道は楕円形で
それによって
最も近い地点と
最も遠い地点ができます
BMリリスは
因縁、執着、苦手意識を表すといわれます
その所以は、また後の記事で書いていきますね
心の奥深くに封印された
制御不能の「負」の力
利己的な心
妄想
欲望的な興奮
心の反抗などを司っています
それは
とてつもなく強い野生の本能であり
どんなに表面を美しく装おうとしても
根底からわたしたちに常に影響を与えつづけ
わたしたちの行く手に影をおとし続けます
リリスが強い人は
あるとき、人生の大変化や破綻によって
その存在に氣づくかもしれません
こんなことをいうと
リリスは怖いものだと思われるかもしれませんが(;・∀・)
わたしたちは
闇と光を併せ持つ存在だということを
決して忘れてはならないと思うのです
闇を避けたり排除したりするのではなくて
不都合な事実もまた
自分にとって必要で大切なものだと氣づくことによって
その闇は消えていきます
強い葛藤を感じながらも
そのテーマについていつも考え
エネルギーを注いでしまうもの
やればやるほどつらいのに
それをやらずにはいられないこと
そして疲れ果てて
そこから距離をおきたくなること
そんなこと、あなたにもあるのではないでしょうか？
あなたが「求めすぎているもの」
それが、人生において葛藤と執着を生み
わたしたちを疲れ果てさせるのです
それは、幼い時期の心の傷の記憶から
生まれているのかもしれません
あるいは
今生ではない魂の記憶かもしれません
どちらにせよ
わたしたちの心の闇に
ブラックムーンリリスは光を当てようとしてくれています
ホロスコープのＢＭリリスが示す
星座サインやハウスは
あなたが
どんなふうに
どんな場面で
リリスのエネルギーを発露させるかを
教えてくれます
あなたのリリスと一度向き合ってみませんか？
ブラックムーンリリス-2 月の意識で生きる危険
ブラックムーンリリス-3 黒い月の神話
ブラックムーンリリス-4 もとは純粋無垢なセクシャリティ？
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