子育ては菩薩道

子育ての極意

ようこそ☆創造美の遊びのスペースへ

ウチの長男は、「破天荒」なヤツです。

昨日「お母さん、入学金ってどう払えばいいの?」って聞いてきました。

昨年、入った大学を3ヶ月でやめて、それ以来何をやっているのかあまり聞かなかったのですが

また、勝手に受験していて、かなりの難関大学に合格したようです。

息子の中学時代の成績は体育を除いてほぼ1、時々2

という、無残なものでした。

成績だけでなく、素行も決して良いとは言えず、夜遊び、補導、職務質問、、学校の先生からも愛想をつかれていた状態。

その後も受験せず、芸能のレッスンを受けながら、通信制の高校と提携した芸能の学校に通っていました。

芸能界でやっていく!と息巻いていたと思えば

オレは見せ物になりなくたい

と言って、全く学校にも行かなくなり

芸能学校の多額の授業料はドブに捨てたようなもの、、と感じていました。

 

私がいうことなすこと、すべてに反抗して悪態ばかりつき、自分のやりたいことは全て通そうとゴリ押しし、金遣いか荒く、面倒ばかり起こしてくる、、

なんて最悪の息子だ、、と

私はホントにほとほと疲れ果てていましたが、それでも、この息子をどうにかしなくてはならない、、と、奮闘の毎日を送っていました。

そして

私は、子どもひとり満足に育てられないダメ母だと自分を責め続けていました。

 

でもあるとき、もうすべてが飽和状態に達したようで

息子を変えようと奮闘することにも

自分を責め続けることにも

もう、全くもって疲れて果て

私は、彼のために何かをしようとすること、彼に対する干渉から手を退きました。

 

そして、沈黙のときが訪れました。

何とかコミュニケーションをとって、関係を良くしようとかすることもあきらめました。

会話もなく、部屋にほとんど閉じこもった状態。

傍目には冷たい関係に見えたかもしれませんが

この沈黙の期間は、何にも替えがたい重要な時間でした。

すると何が起こったか、、

数ヶ月後、彼は自らお金を稼ぎ、勉強し、見事に大学に受かっていたのです。

交友関係も幅広く、興味深いものになっていき

勉強しながら、さまざまなビジネスも模索していたようで、かなりの収入を得ていました。

中学一年生で勉強を辞めてしまった彼が、独学でそこまで学力を高めていたとは。

しかも、受験料まで自分で捻出し、手続きから何からすべてやっていました。

結果、校風が合わず、昨年入った大学は辞めてしまいましたが

今回はさらにレベルを上げた大学に合格することができました。

 

大学に受かったから、めでたしめでたし、万歳、ということを言いたいのではありません。

私は正直、大学は行ってもいかなくてもどちらでも構いません。

でも

あの最底辺の学力状態で、誰の力も借りず、自分自身の意思で金銭面の工面と合格を成し遂げたこと

それは本当に誇りに思います。

いつのときも、息子は大きな学びを与え続けてくれます。

これは、決してゴールではありませんが

確かな祝福だと感じます。

彼はまた、自分の心の赴くままに、大学を辞めてしまうかもしれませんし

私に更なる試練を運んでくるかもしれません。

でもいいのです。

愛する人が、自分の真のフィーリングに従って生きられること

それが私の望みですから。

子育ての極意は

どれだけ信じて放っておけるかということ

何が現れてもそれを受け入れ続けていくことだと

私は感じています。

それは、とてもあそびに満ちた体験です。

 

~神遊~りら